日本電気などの取り組みや日本IBMの取り組み
RFID(無線ICタグ)の有力な応用分野の1つがロジスティクス です。物流の対象となる個々の部品や商品に、固有のIDや関連情報が 付加され、それを簡単に読み取ることで、情報システムと連動した、戦 略的で効率的な次世代ロジスティクスが期待されます。
村田機械と日本電気は、RFIDを活用した「次世代ロジスティクス・ ソリューションの共同研究」を開始することで基本合意しました。村田 機械は自動倉庫などの物流機器で実績をあげています。一方の日本電気 は、サプライチェーン全体の中で物流イベントを管理するSCEMや、 業務に必要となる情報を一元的に管理するERMなどのノウハウを提供 します。倉庫や店舗などで在庫や出荷情報をリアルタイム処理できるシ ステムを商品化する予定です。
また日本IBMと子会社のIBMビジネス コンサルティングサービス は、RFIDの導入について、フィージビリティ・スタディとハード・ ソフト面でのサポートを本格的に開始しました。
まず、RFID総合導入支援サービスということで、各顧客の目的や 事業規模、予算、人員などに従い、パイロット導入と本格導入に分け、 導入案の費用対効果などを算出します。2日間のワークショップを元に 導入案を作成するクイック診断サービスもあります。
一方、神奈川県大和市に、「RFIDソリューション・センター」を 開設しました。ここでは、アンテナやタグの特性評価やシミュレーショ ンといったハード面からのサポートと、IBMミドルウェアを中核とし たソフト面からのサポートとを展開し、全体として最適な機器と環境を 提案します。2004年7月には、業廃棄物処理の呉羽環境と共同で、 医療廃棄物処理の追跡システムも構築しました。IBMの世界グループ としては、米国やフランスで、こういったソリューション・センターを すでに開設しているということです。
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