住民基本台帳とICカード
1999年8月に改正された住民基本台帳法に基づいて、2002年 8月にいわゆる住基ネットがスタートしました。さらに2003年8月 には、住民基本台帳ICカードの発行が始まりました。10章で述べたよ うに、ISO14443のタイプBに準拠しています。さらに接触式の インターフェイスも備えています。
ICカードのメモリには、11桁の住民票コードと、カード認証用の鍵 と、4桁のパスワードが格納されています。氏名、性別、住所、生年月 日などは入っていません(カード自体には文字で記載)。メモリの空き 容量は、自治体ごとのアプリケーションに利用されます。
カードは身分証明書として利用でき、またもちろん住民票の交付申請 も行えます。さらに適当なリーダ装置と組み合わせることにより、各種 の申請や届け出を自宅のパソコンで行う際の本人確認手段にもなります。 但しそのリーダを売っている場所はまだまだ限られているようです。
また、住民基本台帳ではありませんがやはり日本政府による取り組み として、電柱や住居表示板にICチップを埋め込み、そこから携帯端末 に、音声や画像など望ましい形で場所情報を提供する試みもあります。 これは「ユニバーサル社会創造法案」(仮称)の一環です。
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