坂村健氏が主導するユビキタスIDセンター
一方、東京大学の坂村健教授が中心となって開発した日本の独自技術 によるRFIDの普及を目指すのがユビキタスIDセンターです。これ はオートIDセンターと競う部分もありますが、流通に限らず「モノ」 を自動認識するための基盤技術という位置づけなので、棲み分けは可能 と、両陣営が認めています。
基本プラットフォームは、やはり坂村健氏が主導する“T-Engine”と いうシステムで、対象となる商品などにはucodeという、128ビット長の ID体系が割り振られます。“T-Engineボード”というCPUボード、 “T-Kernel”というリアルタイムOS、それに“eTRON”というセキュ リティ・アーキテクチャが使われています。13.56MHzが中心ですが、ほ かの周波数にも対応しています。
2003年6月、ユビキタスIDセンターは、凸版印刷、日立製作所、 ルネサステクノロジの3社に対し、それぞれが製造する小型チップを、 同センター標準タグ準拠製品として認定しました。ほかにバーコードに よって認定されているコードもあります。2004年3月には富士通の RFIDチップも認定されています。
同センターは2004年7月、腕時計兼用のICタグ読み取り装置を 開発したと発表しました。読み取った情報は液晶画面に表示されます。
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