磁気カードから発展した非接触ICカード
クレジット・カードやキャッシュカードは、最も原始的に考えるなら ばエンボスと呼ばれる凹凸文字が個人情報になります。しかし電気的な 信号ということでいえば、磁気ストライプが基本といっていいでしょう。 これにより暗誦番号など、第三者に知られてはいけない情報まで格納す ることができます(これをカードに格納することの是非は別問題)。
ただし、エンボスはもちろん、磁気ストライプにしても情報量は限ら れています。データが格納できるだけで何らかの処理(暗号化など)が 行えるわけでもありませんし、強制的な読み取りや偽造も簡単です。こ れらの欠点を克服するものとして登場したのがICカードです。最近は テレフォン・カードにも偽造対策でICカードが増えてきました。
ICカードのうち、その表面に8点の電気的接点端子を設け、そこを 経由して内部のICとデータをやりとりするものを接触式ICカードと いいます。国際規格がISO7816として定められています。実際に 接触するので信頼性は高いのですが、その分操作が面倒ですし、メンテ ナンスも大変です。そうではなく電磁波でやりとりするのが非接触IC カードなのです。JR東日本のSuicaやJR西日本のICOCAな ど、地域にもよりますが身の回りでポピュラーな実例が増えています。
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