JCBなどが血流での個人認証を実用化
生体認証技術(バイオメトリクス)の中でも、指紋などと違って実際に生き た状態でないと認証できないという意味で、血流パターンを用いる方法は大き なメリットを持ちます。もちろん、十分に個人差がある一方で、時間的変化が きわめて小さいという、バイオメトリクスには必須の条件も満たしています。 静脈内を流れる還元ヘモグロビン(酸素を失ったヘモグロビン)が、波長670nm 程度の近赤外線をよく吸収するという特徴を利用します。
ジェーシービー、バイオニクス、プライアント・パワーズ、ホーチキ、オリ ックス・リアルエステートは、指内の血流パターンを光学的に検出し、特殊な 画像処理を施して個人を認証する技術を開発しました。マンションでこの技術 を用いることにより、あらかじめ登録した人のみによる解錠が可能になるほか、 生活雑貨や食品、クリーニング、DPEなどそのマンション住人向けのちょっ とした買い物の決済が可能になります。ただし住人全員がJCBの会員になる 必要があります。
2005年に完成が予定されている『サンクタス阿倍野The Premier』(大阪市阿 倍野区、オリックスが販売)への全面的な採用が決定しています。
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