RSA暗号の全体の仕組み
一通り説明が終わったので、あらためてRSA暗号の全体の仕組みを 図にまとめました。あえて言葉でいうなら、次のようになるでしょう。
受信者は2つの素数の積Cと、適当な自然数Dを公開する。 発信者は、Cを法としながら、送りたい数字をD乗したもの を送る。それが暗号化され送信された数字Eである。一方、 受信者は最初の2つの素数AとBを知っており、従ってA-1 とB-1の最小公倍数も知っている。そしてDにある数Fをか けると、それはA-1とB-1の公倍数に1を加えた数にでき る。Cを法としながらEのF乗を求めれば、それが暗号化さ れる前の数字である。
今回用いた数字よりもう少し大きな例、例えばA=23、B=29 あたりで実際に同じ検証をしてみることをお薦めします。D=5 とすると、Fは185になることはお教えしておきましょう。
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