データの機密保持 《演習問題》
SSH15問26
ディジタル署名を生成するときに、発信者がメッセージのハッシュ 値を暗号化するのに使うものはどれか。 ア 受信者の公開かぎ イ 受信者の秘密かぎ ウ 発信者の公開かぎ エ 発信者の秘密かぎ
解 説
解答
エ 発信者の秘密かぎ
◇公開かぎ暗号方式 とは。。。
メッセージを暗号化するときと復号するときに、異なるかぎを使用する暗号方式です。
公開かぎのみ、または秘密かぎのみを使用して暗号化と復号を行うことはできない
という特徴があります。
この特徴を利用することによって、2つの用途に利用することができます。
【機密情報の送受信】を行う場合、暗号化するためのかぎを公開して、
復号するためのかぎを自分で秘密に保持して使います。
送信者Aさんは公開されている受信者Bさんの公開かぎを用いて情報
(平文[ひらぶん])を暗号化し、それをBさんに送信します。
受信者Bさんは、秘密にしている自分(受信者B)の秘密かぎで暗号文を
復号します。
この問題は、以下の送信者の正当性を確かめるために用いられる
公開かぎ暗号方式を問う問題です。
【送信者の正当性】を確認する場合、復号するためのかぎを公開して、
暗号化するためのかぎを自分で秘密に保持して使います。
送信者Aさんは秘密にしている自分(送信者A)の秘密かぎを用いて
情報(平文[ひらぶん])を暗号化し、それをBさんに送信します。
受信者Bさんは、公開されている送信者Aさんの公開かぎで暗号文を
復号します。
◇ディジタル署名 とは。。。
受信側で送信者が本当に正当な人(なりすましではない)である
ことを証明するとともに、メッセージ内容に改ざんがないことを
確認するために送信者が署名用のかぎで作った署名のことです。
このディジタル署名を実現するために公開かぎ暗号方式を利用しています。
この図は、ディジタル署名における本人確認の流れを分かりやすく
簡略化したものです。
◇MD とは。。。
メッセージダイジェストのことであり、ハッシュ関数により平文を
決まった長さのデータに変換したものです。
◇ハッシュ関数 とは。。。
どのような長さの平文であっても、一定の方法で間引いて変換
することにより決まった長さのデータに変換する関数のことです。
逆関数が存在しない、すなわち、いったんハッシュ関数により
得られたメッセージダイジェストについてはそれを再び元の平文に
戻すことはできないという性質を有します。
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