データのセキュリティ 《演習問題》
SMH12問66
暗号技術には、共通かぎ暗号方式と公開かぎ暗号方式があり、近年 この両者の特徴を組み合わせたハイブリッド方式が活用されている。 ハイブリッド方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア 共通かぎと公開かぎで、二重に暗号化するので、改ざんが難しい。 イ 共通かぎと公開かぎを併用するので、高速な処理には向かない。 ウ 公開かぎ暗号方式を使って、データ暗号化のための共通かぎを 暗号化して通信相手に送付する。 エ 全体でかぎの数は単独使用の2乗倍必要となる。
解 説
難易度 ★★
解答
解答
ウ 公開かぎ暗号方式を使って、データ暗号化のための共通かぎを
暗号化して通信相手に送付する。
◇ハイブリッド暗号方式 とは。。。
共通かぎ暗号方式と公開かぎ暗号方式の両方を組み合わせることによって、
互いの欠点を補う方式のことです。
ハイブリッド暗号方式では、メッセージそのものの暗号化には、
共通かぎ暗号方式を用いて、その共通かぎに対して公開かぎ暗号方式
を用います。
ハイブリッド方式の利点
・データの暗号化に共通かぎ暗号方式を用いるため、サイズの大きい
データを取り扱う場合でも高速な処理ができる。
・暗号化に用いる共通かぎは公開かぎ暗号方式で保護されるため、
結果としてかぎ管理は公開かぎ暗号方式の枠組みで行うことができる。
> ア 共通かぎと公開かぎで、二重に暗号化するので、改ざんが難しい。
メッセージの暗号化には共通かぎ暗号方式を用いて、その共通かぎ
に対して公開かぎ暗号方式を用います。
改ざん防止を目的としてはいません。
> イ 共通かぎと公開かぎを併用するので、高速な処理には向かない。
共通かぎ暗号方式を用いることにより、公開かぎ暗号方式のデメリットである
暗号化と復号の処理に時間がかかることを補っています。
メッセージを共通かぎ暗号方式を用いて暗号化/復号しますので、
高速な処理にも対応できます。
> エ 全体でかぎの数は単独使用の2乗倍必要となる。
全体のかぎの数は2乗倍になりません。
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